“要望聞き取り隊”に─A 「この現状を全国に伝えてくれ」
2011/06/08
続いて回ったところでも、訴えが次々……。下層階が津波の被害にあった公営住宅に住むの方々からは、「この住宅にはもう住みたくない。安全なところに住みたい。3階に住むうちの場合罹災証明もらえないのは、何故って聞きたい。小さい子どものための飲み水が欲しい。夫には仕事がない」「街灯を早くつけて欲しい、飲み水も欲しい、いまの通学路では子どもたちが難儀している、なんとかして」
また戸建の平屋に住み、被害に遭った方からも次のような訴えが……。「風呂に入りたい。飲料水、食べ物が欲しい」「蒲団もまったくないので、ぜひ欲しい。床下の泥かきもして欲しい」「日用品も不足している。長靴も欲しい。がれきに覆われたこの地では、子供の防護メガネも欲しい」
そして、ご自分の苦境を縷々訴える様子からは多くの人に知ってほしいという気持ちがこちらにひしひしと伝わってきました。また「この現状を全国に伝えてくれ」とはっきりおっしゃる方もおりました。
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