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あすにでも・・福島に。私の苺とトマトを早く食べさせたい!
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テレビで紹介をされたことがきっかけで、松戸市内に緊急避難をされて来られた福島県の人々を、党松戸市議会議員団のメンバ一とともに見舞った。未曽有の大災害の傷は途方もなく甚大、かつ深刻で言葉も出ない。
ある避難場所では、農業を営む男性が、畑の作物を倉庫においたまま、言葉の不自由な父親と一緒に避難をして来られていた。
「ここには布団も暖かい食料もある。でも(福島の)みんなは食べるものがない」「ガソリンを入れたら、明日にでも福島に帰る。倉庫の苺とトマトを、はやく皆に食べさせたい」
携帯で、ある避難者は、故郷の人々と連絡を取っていた。その返信の画像とメッセージに息をのむしかなかった。
「メ一ルありがとうございます。なにもないです。」
この二行の むごさよ。
地震、津波に襲われたそこには、見えない、原発事故の果てしない恐怖が、実は覆っていたことを私たちは、次第に知り始めていった。
あの時の彼は何処へ。携帯の彼女は、建築士だと言っていたが・・・・。
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