サンタさんが来たかと?!
2010/12/26
ふうっ!寒い夜も走る、走る。息をときどき、冷たい手に吹きつけながら、議会報告をもって走る。
夕餉のしたくの香りの中から、迎えてくれる人びとの暮らしの声が、しっかりと伝わってくる。みんな、夜の茶の間はテレビで、政治番組を見ながら、怒ったりため息ついたり、呆れたり。
日本は一体、どうなるんだい。この子が大人になったら、日本はどうなってるんだい、ぞっとするよ。私はもういい、孫の就職何とかして。働ける若者たちが働けず、希望が持てないで病気になっていくのは、耐えられない。政治の責任、どうしてくれる。
激しい怒りと切なさが、寒さの中で吹き上げる。“だからこそ、ご一緒に政治を変えよう、賃金アップや雇用の拡大で家計を温めることこそ、景気回復の早道だ”と訴え、対話がまた燃える。
「あら、サンタさんが来たかと思った」……、ピンクのオ一バ一コ一トの帽子をかぶって、玄関に立っていたら、ある女性にそんな言葉で迎えられたクリスマスの夜。走る私。
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