みわ由美 あったかい政治に!
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タイトル 「夫はようやく特養に……、そこではまだ400人が入所待ちですって」 タイトル

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2010/12/11
 事務所にお見えになった81歳の女性Aさんから、介護のご苦労を伺った。「夫は介護度5」とおっしゃっる。寝たきり状態で、「おやつを食べても、すぐそのことを忘れてね……」と認知症がかかなり進んできている様子を、口元重く話された。

 長らくの在宅介護の末に、松戸市内の特別養護老人ホ一ムにようやく入所できて、本当に良かったと話されると同時に、「そのホ一ムは、待機の方がまだ400人ですよ。松戸もホームが、全然足りないですよね。現在の入所料は、4人部屋で1カ月12万円余もかかるのよ。わが家だってこれ以上は出せないわ。1カ月こんなに出せない方たちも大勢おられんじゃないかしら。ほんとに、介護の問題、何とかしてほしいわ」と話された。

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 「しんぶん赤旗」日曜版12月5日号でも、厚労省が2012年度実施を狙う「介護大負担増」と報道していたが、<サ一ビスを削ったうえに、保険料は大幅値上げ>というとんでもない内容だ。
●調理・買い物・掃除など生活援助中心の軽度の人は、保険の対象外か、利用料を1割から2割に倍増
●介護のケアプラン作成を有料化し、要介護者で毎月千円の負担
●施設の、2〜4人部屋の室料も保険の対象から外し、月5千円を負担
●年金収入320万円以上の方は利用料を2割に倍増
 なぜ、こんな案が?高齢化が進んでいるのに、民主党政権が、介護保険に対する国の負担を増やそうとしないからです。「政府はつらさ、分かっていない」「お年寄りから生きる意欲奪う生活援助切り捨てに反対」という声が介護の現場からは・・・。全くその通りです。

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 Aさんとお話をしながら、ますます負担増を強いる一方、介護サービスを削る民主党政権のやり方に、「保険あって介護なし」と、怒りを感じた。介護保険の問題には人として大切にされて生きること、命の尊厳がかかっている。この分野でも、闘いの「声」を一緒にあげなければ、と改めて心に刻んだ。

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