松戸市議選 5議席確保に全力
5議席勝利をと決意する党候補や支部、後援会員=13日、松戸市
2010/11/04
「しんぶん赤旗」2010/10/30付から記事のみ転載
千葉・松戸市議選(11月14日告示)
子育て、老後 党5議席へ全力
民主大量擁立で空前の激戦
人口48万人余の千葉県松戸市議選が11月14日告示(21日投票)されます。定数2減の44に民主党の大量擁立などで25人前後がはみだすとみられ、空前の多数激戦の様相です。
日本共産党の高橋たえ子(66)、うつの史行(34)、高木健(36)=以上現=、伊藤よいちろう(68)=前=、山口正子(59)=新=各候補は、国保料引き下げや子育て支援などを掲げ、前回同様5議席当選をめざします。
定数削減で攻撃
民主は4から11、みんなの党は0から4、自民2、公明党10、社民2(以上同数)など、し烈な政党間争いです。新人候補らの特徴が議員定数削減などの議会攻撃です。河村たかし名古屋市長による議会解散問題を引き合いに出し「名古屋はリコールで 松戸は市議選挙で 議会改革」と宣伝する候補もいます。
日本共産党は「市民の声を取り上げる党市議団は毎議会必ず質問し、議会報告。こうした議員こそ必要」と訴え、定数削減に反対。中学3年までの医療費窓口無料化、保育所と児童館の増設、学童保育の充実などを掲げています。市立病院建て替えではベッド数613床、第3次救急、小児・周産期医療、がん治療拠点という現在の規模・機能を堅持し、現地建て替えも含め市民参加の徹底した再検討を提案しています。
党の市民アンケートでも負担の声が強かった1人約10万1000円の国保料は、財源を示して引き下げを主張。全世帯1万円引き下げる予算約8億3千万円は、市の一般会計約1200億円の0.7%。パソコンのリース契約の見直しなどで3億円節約し、24種類100億円以上の基金を一部活用すれば可能だと訴えています。
地域要求に奮闘
党5候補は地域要求にも奮闘。地デジ難視聴問題での集会や、信号時間が足りずに渡りきれない交差点の現地調査とアンケートには、多くの市民から参加や返信がありました。常盤平駅南口へのエレベーター設置署名は600人を超えました。「日本共産党の5議席で子育ても老後も安心の松戸市へ」と訴えています。
この頁トップへ