白子の「きんさん、ぎんさん」に感謝
2010/07/06
白子町を訪ねた。お歳を伺えば、92歳と90歳の姉妹でいらっしゃる。私の演説を、一つひとつ頷いて下さりながら、金網にちょっとつかまりながら、聞いて下さって、私は胸がいっぱいになった。
農業を何年営んでこられたろうか。戦火を逃れて、どれだけ幾多の困難を乗り越えられてきたか、知る由もない。そんなこんなに、思いを馳せていたら、演説の最後に、日本共産党は党をつくって88年、と思わず出た。日本共産党よりも人生の大先輩でいらっしゃる女性たち。
口紅を引いて、少しおめかしをして、演説をお聞きになっている様子には、嬉しく励まされた。長靴をはいた足で、しっかりと大地に根を張って、立っていてくださった。帰り際にはお二人は、照れながらも写真を撮らせてくれ、掲載の了解をいただいた。その年輪をも醸し出した何と素晴らしい、お顔の輝き!、美しいと、心から私は想う。
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