アララ知らなかったわ!!女子大生怒る――消費税増税で対話も弾む
2010/06/27
松戸駅頭の夜。東京のある外語大1年生、21歳の女子学生だと言う。「はい、去年から選挙権あります」と、わが党のマニユフエストを元気よく受け取ってくれた。「消費税いやですね、えっ?!大企業減税のためって、アラララ知らなかったわ。そうだったんですか」
この22年間の大企業減税と消費税増税のグラフを見せると、一目陵然。初対面の彼女いわく「ちっちゃなハムスタ一いじめるなんて、ひどい、太った豚からとればいいのにね」と、早口でまくしたてた。
その後ろに23歳という青年が、立っていた。「この春僕は、大学出たけど、見つからないんです仕事…人を押しのけないと生きていけない社会は、辛いです」との彼の話しに、胸がつまった。“失業中の若者に、10%はないよ”。
この日の夜の街頭での消費税増税反対・賛成の、シ一ル投票ではその数は拮抗していた。“大企業減税のための消費税増税”と聞いて、シ一ルを増税反対に張り替える方もいたとか。八百屋では、「やめて、10%なんて」とストレ一トな声。かとおもうと、「日本の借金をどうするのか、だから仕方がない」という声が…。
“なぜ国の借金が増えたの?”“消費税の増税しか、財政再建の道はないの?”“本当の無駄遣いとは一体何?”“『事業仕分け』をしなきゃならないものは何?”“法人税の減税をしないと、大企業はやっていけないの?”――と対話はつきない。そして対話の一区切りついたところで「驚いた。そうだったんですか」となる。「絶対困ります…」と拝むように私の手を握り、そして去る、高齢者の後ろ姿も目に焼きついた。
朝陽と共にスタ一トし、真昼の暑さをくぐり抜け、夜の駅頭でと、緊迫した中でも心の通い合う対話が続く。今度の参議院選挙には暮らしが、ずっしりかかっている。
ゴマカシの増税キャンぺ一ンには、絶対負けられない。庶民の命を根こそぎ削る道にはストップをかけよう。
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