新京成・常盤平駅利用者の声届ける
2010/06/03
6月1日、新京成電鉄に対する、駅バリアフリー化の要請行動を行いました。その模様を報じた、「しんぶん赤旗」に掲載される予定の前田記者の記事原稿を紹介します。
新京成電鉄にさいとう候補、伊藤市長候補、党県議、市議団が駅バリアフリー化を要請 千葉県
千葉県松戸市の新京成沿線住民や日本共産党のさいとう和子参院選挙区候補、伊藤よいちろう市長予定候補、みわ由美県議、松戸市議団は1日、鎌ヶ谷市の新京成電鉄本社を訪れ、駅にエレベーターの設置などバリアフリー化を要請しました。
松戸市内で1番乗降客の多い松戸駅をはじめ、エレベーターのない駅が残されています。常盤平駅は南口にはエレベーターがなく高齢者や身体の不自由な方が遠回りは苦痛で困難だという声が寄せられています。
松戸駅利用者は「膝が痛くてエレベーターを探して電車を乗り継いでいる。松戸駅に帰った途端にため息がでる。早く何とかしてほしい」と話しました。
常盤平駅利用者は「近くの常盤平団地住民の高齢化がすすみ1時間で55人の高齢者が手すりを使って南口の長い階段を後ろ向きや横向きで利用している。危険なので早急に手立てを講じてほしい」と訴えました。
同社の担当者は「松戸駅は計画があるがJRからの借り物の部分を多く占めているので調整が必要」とのべ、常盤平駅については「エレベーター設置で1経路も確保していない駅を優先的に計画している。話は承った」と答えました。
5月31日はJR東日本東京支社に松戸駅のエレベーター設置を要請。JR側は「今年度中に着手したいが、今の現状は厳しい」と答えました。参加者は「県内JRの中で乗降客上位5駅すべてに設置されているのに6番目の松戸駅にないのは深刻だ」と指摘しました。
(「しんぶん赤旗」=前田記者)
○参考
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バリアフリーを求めて
(ブログ「さいとう和子 Diary」 06/01)
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