ピアニカの子らも　わくわく 2010/04/22 　小学校の入学式に招かれた。祝！おめでとうございます。今年から千葉県では、世論と運動がじりじりと行政を動かし、小学1・2年生は、35人学級をようやく選択できるという制度になった。これは、最大で35人を超えることはないという制度だ。 　“一日も早く思い切って、全面的な少人数学級制度にして！”と先日お会いした教職員組合の方々からは、あらためてご要望をいただいた。全学年で、正規の教員配置での少人数学級制度の実現というかねてからの要望は、今年もますます切実だ。 　さて、新1年生！そして保護者の方たちの嬉しさと緊張の交った面持ちが、伝わってくる入学式。親子ともに、ドキドキわくわく。迎える在校生のピアニカも、弾んでいるね。素晴らしい。 　毎日暗いニユ一スが少なくない昨今の日本。子どもたちの顔を見るにつけ、式で向かい合っている教職員・地域の人達の温かい会話を聞くにつけ、“この子どもたちを守れなくてどうする、育まなくてどうする”と強く自分に言い聞かせる。 　大丈夫、大丈夫、この春から高校授業料無償化が始まったんだ。力合わせて変えてきた、これからも変えられる、子どもたちの未来も、より明るく……！ 　体育館の後ろのほうで、ほろっと涙する保護者らしい母親のハンカチが揺れた。赤ちゃんが、むずかっているね。よし、よし、もう式は終わり。 　拍手に送られ、私たち来賓も外に出た。ほら、赤白のチュ一リップが、今日はおすまし顔かな。