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タイトル 商店街は地域の宝 タイトル

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2010/03/26
 3月24日の千葉県都市計画審議会での審議に先立ち、前日、議案にのぼる地域商店街を私は視察し、街の声を聞いて歩いた。議案ではそこの土地の用途を変更しようとしている。これまで低層住宅専用地域であった所を、そこの駅前の一角に、高層18メ一トル6階建てまでの建築物も建てられるようにしようというのだ。

 高層建築物が悪いと言うわけではまったくないが、その街にどんな建築物が造られるかは、街並みや、地域商店街の未来に大きな影響を与えることでもあり、住民の声を丁寧に聞くことが大切だ。そこで議案をもって私は、地域の住民の声を聴いてみた。

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 まず、初めに話を伺った3人の方が3人とも、「3階建てまででしょう」などと、計画よりずいぶん低い建物を想定していることに驚いた。関係者に広く情報が伝わっていないようであり、“これは困ったな”と思った。
 駅前開発が進み、客足の流れが変わり、客数が減ったと言う声も各地で出されている。ここでも、そうしたことが想定されず、何の新たな対策もうたれないまま、駅前開発が進めば、古くからの歴史ある地元商店街はどうなってしまうのか、危惧を抱かざるを得ない。駅前に、ス一パ一大型店がド一ンとできれば、そこでことを済まそうとする人々が増えることが容易に想像できる。

 “駅前だから、高いビルや華やかなネオンがあって当たり前”ではない。住宅地にある駅であれば、駅前の中心は、自転車駐輪場や駐車場であってもいいと私は思う。地元の商店街の元気がなくなれば、商店の営業が脅かされるだけではない。そこのコミュニティにあった温かい交流など――街の空気が、寂しいものになってしまうのではないか。もし空き店舗が増えれば、防犯機能も弱まる。高齢化や少子化が進めば進むほど、そこに住む人々が生きていくのになくてはならないのは、暮らしの支えとなるのは、大型店ではなく、地元の店だ。

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 都市計画審議会でこの議案に賛成しなかったのは、私だけだった。十分な住民の理解と協力が得られているとは私には思えず、そうした態度をとった。千葉県は、大型店の占める面積が全体の8割となっている。肉屋・魚屋・八百屋――生鮮三品の店は確実に減っている。頑張れ、地元商店街!

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