「まるっきり、自民党と同じじゃないか」――新松戸駅頭で
2010/03/10
激しい怒りの声が、いきなり飛んできた。「民主党に期待していたのに、何だこれは」と言う男性の方。朝の新松戸駅でのことである。「まるっきり、まるっきり」と強い口調で、何度も。国民を愚弄するのもいい加減にせいと言わんばかり。
本当に、そのとおりだ。国民の期待を裏切ることが、どんなに罪深いことか、民主党は、真摯に反省すべきだと思う。反省の色がないので、国民の怒りををますます掻き立てるのである。代表質問や意見書などで、わが党が繰り返し主張していることがまさに、今の国民感情そのものと私は確信した。
そして続けて「あれじゃ、わかるわけがない !」と怒りは、続く。「我々の気持ちなんぞ、わかるわけがない」―― そうだ、庶民の心に日増しに募る“暮らしの痛み”も“明日への不安”を民主党は分っていない。
そして「共産党勢いつけろよ、もっと!」とご注文もしっかりいただいた。“がんばりが足りないぞ”との叱咤激励と受け止めた。「今度の選挙は、自民党?いや、あんたたち、がんばんなきゃダメじゃないか」とも。ハイ--!
朝の駅頭では、地域の住民の皆さんもマイクを持ち語る。そして日曜の午後は、地域の集いや議会報告会なども行われた。
馬橋地域の集いでは、いま熱い話題である馬橋駅西口自転車駐輪場問題に、話題が集中だ。「便利で安くて環境にも優しい、自転車の居場所がなくなってしまった」「駐輪場を娘が申し込んだのに、ハズレてしまい、徒歩になってしまった」「あの場所を、市が県を説得して確保すべきでは?県も一緒に考えてくれよ」などなど、話はつきない。
馬橋駅西口の、大きな噴水をなくさないで、すべての利用者が、安全で安心できる駅から近い場所に、駐輪場を確保することを諦めてなんかいられないわけだ。毎日毎日、生きていかなきゃ、駅に行かなきゃ---自転車を置けないなど冗談ではないのだ、全く。
一緒に考える、国づくり・街づくり、そしてその主役は住民。怒りと、知恵と、生活実感で、政治を前に前に進めていく3月。桃が、雨にキラキラ咲く季節。
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