朝の松戸駅
2010/02/02
「お早うございます、さいとう和子です!」――松戸駅に爽やかな朝の風。「本人ですか?初めてだ」と労働者風の男性が駆け寄って、握手を求めた。恐らくは、そんな振る舞いに思わず彼は出たのであろう。「はい、がんばります」と透き通った声で、声援にこたえる和子さん。
マイクを持った和子さんが訴えます――名護市長選挙で示された“基地なくせ”の民意に政治は応えるべき、基地は安全を脅かすもの、無条件撤去を……、と。また「働く人たちの雇用報酬は10年間で27兆円も落ち込む一方で、大企業の内部留保は200兆から400兆円へと倍増した。これはおかしいと私は思う」と声に怒りをこめて、仕事したくても仕事がない若者の叫びを代弁する。
そんな和子さんは、国会に挑戦して、その叫びを届ける人。もちろん私たちも一緒にファイト!!
そのとき、風が揺れた。向こう側の、インタ一ネットカフェの前に群がる人々が、ふとこちらを見ている感じがした。労働者派遣法の抜本改正は、必ず実現させなければと、あらためて私は決意した。
この頁トップへ