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タイトル 衝撃!ちば派遣村 この年末こそ政治の責任で救援体制を! タイトル

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2009/12/26
 12月24日NHKのお昼のニュ一スで、「ちば派遣村イン東葛」(JR柏駅前)の様子が大きく報道され、相談にのる側にいた松戸市の日本共産党市議会議員の顔も、他のメンバ一と共に大きく映し出されたそうだ。私は、県議会の控え室で、報道だけは耳にしていたが、午後1時から再開される決算審査の質疑原稿に集中していたため、テレビの画面は見ることができなかった。

 どうしても直接話を聞きたくて、25日の午後、参加した松戸市議2人に昨日の様子を聞いた。悲惨で深刻な実態に、あらためて胸が痛んだ。雇用破壊や悪政が、人間の命も尊厳もそして子らの笑顔もボロボロに破壊し尽くしていく――そんな印象を痛烈に受けた。ストップ貧困は待ったなしだ。09年の暮れ、師走の街に飛びださなければ!

「死ぬところを探して、柏まできた」の声 柏市職員も聴く

高橋たえこ=党松戸市議 談
 「次のような話を聞き、10月13日の《ちば派遣村イン松戸》のときと比べても、より悲惨さが増していると私は感じました。『死ぬところを探して柏にきた。(30代車椅子男性)』『家を失い車の中で寝ている(50代男性)』『娘(夜のしごと、それも不況のあおりで収入は途絶えがち)の稼ぎで生きている。ネットカフエ泊まりで体はもうボロボロ、血圧は200に。(その場での受診を勧めたら恥ずかしいという60代女性)』『20代の息子も50代の父親もどちらも職を失った。柏の親戚を訪ねたら、その親戚の家もなくなっており、身寄りなく住む家もなくネットカフエ暮らし』

 この日は柏市の職員が2時間程度、私たちと同じように相談にのる側として協力してくれました。私たちの派遣村は、まさにワンストップサ一ビスそのものです。私たちやボランテイアも頑張るが、行政がやはりやるべきだ、と思います」

複数の問題がからみあってるからこそ、行政の出番

高木健=党松戸市議 談
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「『(50代の男性)障害をもつ妻の介護のために勤めを辞めた。同時に、結婚した娘が離婚し、育児放棄状態のため、孫をつれて帰ってきたので孫の世話もしている。自分自身も胃潰瘍で秋口に2度入院。売りに出した多額のロ一ンが残った家も売れず、手元に現金がない』などの声を聴き、益々ひどい状態だと、私は思いました。

 最近の相談は、複数の問題が複雑にからみあっているために、行政の方たちが、こうして出ていらして、総合的に相談にのってもらうことが本当に大事だ、と僕は思います。僕たちも頑張るが、住民の命と暮らしの痛みを受け止められる体制を、役所が全庁あげて、しっかりとつくってほしい。そうでないと、たらいまわしされているのが実態です。万全なセ一フテイネットが必要です」
○参考
*年の瀬に雇用破壊/千葉県2カ所 派遣村に相談 (09/12/25付「しんぶん赤旗」)(PDF)
命つなぐ総行動へ/ワンストップの会 公設派遣村を活用(09/12/27付「しんぶん赤旗」)
*「官製派遣村」の動きを伝える新聞記事(PDF)
「公設派遣村」始まる/入所200人「年越せる」/500人の枠超す見通し/東京(09/12/29付「しんぶん赤旗」)
ボランティア 若者次々/公設派遣村活用よびかけ(09/12/30付「しんぶん赤旗」)
公設派遣村/生保申請109人分/ワンストップの会 生活再建呼びかけ(10/01/01付「しんぶん赤旗」)
派遣村(「しんぶん赤旗」キーワード)

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