緊急 八ッ場のこれからを考える に走る
2009/12/13
群馬県高崎市内で今日、緊急集会『ダムなし再建への道』(八ッ場あしたの会・八ッ場ダムを考える1都5県議会議員の会)があり、電車に飛び乗った。
出発駅のjR新八柱駅では、未だにエレベーターが設置されていない。国の計画する来年度(2010年)までに果たして設置されるのか、横目で、親子連れや高齢者が上がる階段を見ながら、不安がふとよぎる。この問題での交渉を思い起こし、再度“働きかけなければ”と思った。
議会開会中だが、大事な八ッ場ダム問題はまさに県政でも焦点の一つだ。国・関係都県の新たな動き、住民の今の願いはどうか、それを見極め、民意が下した道理ある、ダム中止の方向が、未来を真に切り開く道だということを、これからまさに証明していくのだ。新たな課題があり、幾多の困難もあるが、それが、希望の方向をまさに切り開く道なのだから。
長年、ダム計画に振り回されてきた人々がこれ以上犠牲を強いられることのないよう、下流地域の責任も果たさなければならない。
下流地域の新たな利水・治水計画も、国にしっかり情報公開を求めつつ、住民合意で構築しなければならない。ダムありき――の時代が終わり、新たな道の始まりだと私は感じながら、会場に向かっている。
師走の日曜日、電車は家族連れで賑わっていた。
○参考
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生活再建 ダムなしで
(09/12/11付「しんぶん赤旗」)
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「八ツ場ダム」関連「しんぶん赤旗」記事
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