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タイトル 涙と感動!「いのちの作法」上映――第37回松戸母親大会 タイトル

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2009/06/14
 6月13日(土)朝から、松戸市民会館大ホ一ルで、第37回松戸母親大会が開かれました。会場に、多くの女性たちが集い合い、男性や、ご高齢のご夫婦などの姿も目立ちました。幅広い層の方たちが、《生かそう憲法・子どもたちに平和を》と、「生命を生みだす母親は、生命を育て、生命を守ることをのぞみます」の歴史的な合言葉で有名な母親大会に、参加されました。私もその一人、毎年参加しています。

左から、みわ・古田玲子元千葉県議・向井俊子元松戸市議
左から、みわ・古田玲子元千葉県議・向井俊子元松戸市議
 今年は、みちのくからの熱いメッセ一ジ。豪雪・貧困・多病多死にあえぐ岩手県旧沢内村(現在の西和賀町)の「生命行政」を扱った記録映画=『いのちの作法』が、上映されました。
 会場は、涙と感動に溢れていました。特に私が感動したのは、高齢の女性の拝む姿に胸打たれた若者が、その女性の耳元で感動を伝える場面、「障害の重さは生命の重さに比例する」と子を思う親の様子、「この村には、ただ優しいだけでなく、きちんとしたものがある」と語る青年の言葉、です。

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 「今生まれる生命も大事だけれど、今終わっていく生命も大切。《今終わるぞぉ》という体になっても、運動機能は落ちても、人間の尊厳は保つことが出来るし、何かをボクたちに伝えてくれている」「この村には、生命に寄り添う人たちの慈しみが溢れている。国は地方を切り捨てていくが、こんなに力のある人々を切り捨てていいんですか」。これらの言葉も胸に残りました。

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 この映画には、大変胸打たれ、行政の原点をたたきつけられた思いです。自分の仕事に、本当に誇りをもって、こうした行政をつくるために、頑張らなければ!と私は感じました。1961年に沢内村では、1歳未満・60歳以上の医療費を無料化し、翌年には全国の自治体で初の乳児死亡率ゼロを達成。「国はあとから、ついてくる」――何はおいても、生命を守る――深沢=元沢内村長の信念、これぞ、地方自治の原点です。

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