市民の願い集め 政治の転換を――松戸市政問題報告・討論会
2009/05/23
今日は「松戸市政問題報告・討論会」が開かれました。松戸市議団(上の写真の右から、うつの史行市議・高橋たえこ市議・高木健市議・中村たか子市議・伊藤よいちろう市議)とみわ由美県議が、松戸市政・県政などを中心に議会報告を行い、出席した皆さんと意見を交換しあいました。
初めに、6人の議員が報告。市議団として市政を動かしてきたこと、市立病院問題や国民健康保険・介護保険をめぐる問題、学童保育問題、今後の市政をめぐる重要な問題(合併・ごみ有料化など)、そして県政について報告し、課題を提起しました。
これまで、春木川の改修、乳幼児医療費助成の拡充、請願による小学校の椅子300脚の改善、駅などのバリアフリ一化、土地強制収容の中止、児童相談所の松戸市設置を求める県への意見書採択、妊産婦無料検診の拡大、75才以上の市民への「はり・きゅう・マッサ一ジ助成」の復活、戸建て住宅耐震改修の補助制度創設などを、皆さんと力あわせて実現させる大きな役割を日本共産党は果たしてきました。
ここに至るまでには、住民や市民団体の皆様の強い願いや、世論と運動の高まりが大きかったことは勿論です。
また今後の課題も山積です。不十分な学童保育や保育所、児童館づくりや教育条件の整備の課題、国保や介護を巡る問題、ゴミ有料化・北総線運賃値下げ・松戸駅のバリアフリ一化・松戸市立病院建設や合併に関する問題などがそれです。
今、住民の暮らしと命が政治に大きく脅かされているなかで、地方自治体こそが、その守り手でなければなりません。その役割はいっそう重要になってきました。ところが逆に、国いいなりになって住民の願いに背いていることも少なくありません。
住民の皆さんの暮らしを守る立場を、いつもいつも大切にし、一歩でも二歩でも力あわせて前進させよう!同時に、悪政とはキッパリ対決し、国政・県政をおおもとから変えていこう!などなど、思うところがたくさんありました。
終了後、「目からウロコ。こんなに頑張っていたとは……」という、議員団にとっては嬉しい感想もある男性から寄せられ、また励みになるフアクスも寄せられました。
今後とも、皆様からの質問やご意見には、謙虚に耳を傾けながら、おおいに議会論戦や運動に励みたいと、私も痛感しました。有難うございます。
○参考
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党松戸市議団の松戸市長宛申入書「北総運賃引き下げにあたり、道理ない税金投入はしないことの申し入れ」
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