――第38回定期大会おめでとうございます。派遣切り、仕事切り、下請け切りの凄まじい嵐が、県内にも大打撃をもたらしています。日本共産党は、この間皆さまと共に、待ったなしの仕事確保、公契約問題など、積極的に取り組んでまいりました。
同時に「建設産業の実態をまず、県自ら把握せよ、ここに光をあてよ」と、賃金ふくめた実態調査などを、重ねて県に要求してきました。そして、ようやく県内1000社を対象にした「建設業現況アンケ一ト調査」(09年3月)を、千葉県で初めて実施させました。《千葉県ホ一ムページ建設不動産業課参照》
そこには、「仕事が減った」「下請け孫請け単価の下落」「社会保険もなくて従業員に申し訳ない」など――悲鳴がいっぱいです。同時に、怒りや要望も強く寄せられました。「建設業界の8割が、倒産の危機」「不景気の時こそ中小企業の仕事を増やして」「切実に建設業の未来をお考え下さい」「仕事がなくなった。これ以上どうすればいいのか分からない状況です」「こんなアンケ一トは、馬鹿らしいが、大手べったりすぎ、この国のあり方どうですか。考えてください」――激しい怒り、転換を求める声が渦まいています。
この声を聞いてこそ、打開の方向が見える、私は、こう思いました。――
この後、自民・公明の補正予算を批判。日本共産党の改革方向を訴え、消費税の増税ではなく、大企業優遇や軍事費の削減を、と呼びかけました。