ランドセルに夢いっぱい 、早く、少人数学級を!
2009/04/08
☆1年生は、少人数学級だけれど
わが子も3人お世話になった松戸市立高木小学校(創立109周年)。その入学式にご招待を頂き、お祝いにかけつけた。
式場に案内される前に、来賓は別会場で説明をうけた。校長先生が「今年の新1年生は37人で、2クラスになりました。18人と19人の2クラスです」と開口一番おっしゃると、「まあ!理想的!」という歓声があがった。20人程度の少人数学級は、小学1年生としては、本当に理想的だ(千葉県では、小学1・2年生の場合、最大で1クラス36人)。ぎりぎり37人で良かった良かった、というところである。
☆4年生は38人……
校長先生のお話は更に続く――「小学4年生は、38人学級で1クラスです」。今度は、「まあ……」というため息が、周りから漏れた(千葉県では、小学3年生以降は、最大で1クラス38名。もう1人いれば、2クラスに出来たのに)。
ある地域の役員さんは、「私たち、何度、少人数学級の署名したことかねぇ」とおっしゃっていた。どの学年でも、30人を超えるのは大変過ぎるのだ。
千葉県議会では、「25人程度の少人数学級の実現を」という決議が、2度も上がっているではないか。県が教員を増やして、この決議を実施し、すべての子どもたちに、決め細やかな丁寧な教育条件を保障すべきなのだ!と、県行政の無責任ぶりをつくづく、腹立たしく思った。無駄な開発より、教育だ、福祉だ。
☆自慢は百歳を超えた楠木と、世界一の給食
さあ、入学式が始まった。緊張した新1年生が、大きな拍手の中、入場。縄跳び・コマ回し・お結びころりん(写真)など2年生の歓迎の行事に、新1年生の心も和らぐ中、入学式は無事終わった。子どもたちの笑顔は、最高だ。
ランドセルに夢いっぱいつめて、これからの学校生活を、何よりも楽しく安全に過ごしてほしい。学校への往き帰りも無事であってほしい。保護者や学校・地域関係者の思いは一つだ。
きみたちを、――校庭の樹齢100歳の楠木と「世界一おいしい給食」(PTA会長のご挨拶)――が待っている。
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