派遣切りに泣く松戸の労働者からの訴え
12月3日の本会議での質問準備をしている最中のことです。地域の党支部の方から松戸の事務所に電話が……、「松戸市内の某工業団地の派遣労働者の方が寮を出される」と。
私は急いで、その労働者に連絡をとった。「あ、三輪議員ですか。赤旗新聞毎日読んでいます。派遣のこと、志位委員長の言うとおりです」「松戸の派遣先工場の仕事が減ったので、派遣元の寮を2〜3日後に出てもらうと、私を含め10人が1週間前に突然通告されました」との訴えであった。突然「寮を出ろ」なんて、まるで人間扱いではない、あまりの理不尽さに私は言葉を失った。
彼いわく「次の会社をどこか紹介してくれるそうで、私はそのデンワ待ちです。行くあてもなく出ていっちゃった人もます。横のつながりはないんですよ」
聞けば、月15万の給料から、水道・光熱費と寮費を引いて7万円、食費にも満たないし、服なんか買えないとのこと。「僕がだらしないから……」と本人は言うものの、辛い辛い訴えでした。政治の責任は、重大です。
儲かるときは低賃金でこき使い、風向きが少し悪くなると、派遣労働者を調整弁として切り捨てる。そんなことが松戸や千葉県内でも。許せません!
○参考
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STOP!大企業の大リストラ(日本共産党中央委員会HP)
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