「人の道」に外れた政治に悲憤慷慨の81歳の男性
小金原のベンチでとっくり話しこむ
「国民の苦しみがこんなに深刻な時はない!」実感する毎日です。17日は小金原で、18日は、八柱・松戸新田・稔台……どこでも悲痛な叫び、怒りが突き刺さる。
私の演説を聞き、遠くの車道からどんどん近付いてきて、熱い目線を注いで下さった81才のある男性(松戸新田)が、宣伝カーを降りた私に切々と語られた。
「17才で予科練で戦争に。共産と口にするだけで、ぶん殴られた時代だったが、そんな奴らが、こんな日本にしちまったじやないか。バブルがはじけた時は苦労したが、働いて働いて、子も妻も養ってよ。妻も死んじまったが……(涙目に)いまさら後期とか言われてよう、年金から引かれてよう……」
小金原商店街で署名活動
怒りは、深い。若い頃からの人生を語るその人と対話し、みな戦争とは切り離せない世代なんだ、と実感。人格を否定し人間の尊厳を踏みにじる、とはこういうことではないか。焼け野原からこの国を造ってきた人々に対して「姥捨山行き有料バス」に乗れ。これほど「人の道」に外れた政治はない。さあ、涙を拭いて猛反撃へ。長寿祝える国にしよう!
○参考
*2008年10月20日(月)「しんぶん赤旗」 後期医療制度は廃止を 医師ら「怒ってる会」結成 青森
*特集
後期高齢者医療制度
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