日本共産党 千葉県議会議員 みわ由美

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活動紹介


無償生理用品の予算化を−千葉県立木更津東高校を視察して

木更津東高校女子トイレに設置された生理用品
木更津東高校女子トイレに設置された生理用品
 千葉県立学校で生理用品の無償提供が開始してから半年あまり。日本共産党の、みわ由美県議と県ジェンダー平等チームは9月13日、最も利用が多い木更津東高校を訪ね、現状を視察し懇談しました。


「しんぶん赤旗」9月30日付け【首都圏】(13面)から転載↓

無償生理用品 予算化を
千葉県立校 共産党が視察


 生理用品の無償提供が千葉県立学校で開始してから半年あまり。日本共産党の、みわ由美県議と県ジェンダー平等チームが13日、最も利用が多い木更津東高校(池谷道雄校長)を訪ね、現状を視察し懇談しました。

 みわ氏、チーム責任者の浅野ふみ子県副委員長・県議候補、岡田幸子同副責任者、白石ちよ県議候補の 4人が参加しました。

3カ月で600個
 同校は全日制女子校(普通科・家政科)と男女共学の定時制を併設し、女子生徒は約500人です。県の調査によると、利用は4〜6月の3カ月で600個でした。

生理用品使用の案内文
生理用品使用の案内文
 現在、普通教室のある階と被服室近くの合計8カ所の女子トイレの洗面所に生理用品を設置。県の指示にもとづき、利用時にQRコードを読み取りクラスや名前、個数などの申告(任意)を呼びかけています。トイレにスマートフォンを持ち込まなければならない、手間がかかるなどの理由から、申告はゼロです。

年間約5万円
 養護教諭らは「県が求める『福祉的な支援が必要な生徒の把握』は難しいが、生理用品を必要としている生徒は多数いる。非対面式で提供することで、広く困っている生徒のニーズに応える取り組みになっている」と話します。池谷校長は「県からの支給分終了後は学校配当予算から追加分を購入しなければならず、年間約5万円かかる。今の運営費では難しい」「トイレ個室への設置も検討している。予算化をぜひお願いしたい」と訴えました。

掲載記事(一部)
掲載記事(一部)
 浅野氏らは「生徒のニーズに応える学校の姿勢がすばらしい。全県に広げたい」と話しました。

 みわ氏は「共産党は議会内外で県民とともに人権・ジェンダー平等実現の取り組みを進めてきた。県立学校の生理用品無償化は一歩前進だが、災害備蓄品の放出でなく予算化が必須だ。全力で取り組む」と力を込めました。

 党県委員会は2019年にジェンダー平等チームを立ち上げ、街頭宣伝や講演会・学習会、つどいなどを行ってきました。昨秋4カ月かけて実施した「痴漢」アンケー卜は大きな反響を呼び、今年1月には「男女共同参画計画」について県への要望も行いました。昨年の知事選以降、「生理の貧困」問題をきっかけに県民世論と運動が大きく高まり、今年1月、全県立学校での生理用品の無償提供が実現しました。
※写真は編集挿入しています。


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