千葉県議会閉会−日本共産党みわ由美県議が県政転換求め決算反対討論
12月22日閉会した千葉県議会で日本共産党みわ由美県議は2019年度決算について反対討論を行いました。
討論全文はこちら→みわ由美県議の2019年度決算についての討論(pdf)
「しんぶん赤旗」12月25日付け首都圏(13面)から転載↓
22日に閉会した千葉県議会では、2019年度決算が自民、公明などの賛成により認定されました。日本共産党は、みわ由美県議が反対討論しました。
みわ氏は、昨年の台風15号直撃時の初動の遅れと森田健作知事のリーダーシップの欠如を指摘。「災害発生時に最前線にたつ分野の県職員の大幅削減の弊害が露呈した。命を守る人と予算は絶対に削ってはならない」と強調しました。
みわ氏は「昨年度、六つの県児童相談所の虐待対応数は過去最多の9061件で全国4番目。一時保護所も最大で定員の2〜3倍の過密状態になり、改善は急務」と指摘しました。
さらに、みわ氏は「特別養護老人ホームの県内入所希望者数がこの5年間で最多の1万2500人を超え、要介護4、5がその6割近くを占めている」と言及。「国民健康保険料を滞納している約17万3000世帯の3割に正規の保険証がない。高すぎる国保料引き下げに踏み出すべきだ」と訴えました。
一方で、北千葉道路、つくぱEX沿線開発など不要不急の巨大開発が「聖域扱い」となっています。みわ氏は「最優先すべきは県民の命と人権、暮らし、福祉、教育、生業(なりわい)の再建だ」と県政の転換を求めました。
討論全文はこちら→みわ由美県議の2019年度決算についての討論(pdf)
「しんぶん赤旗」12月25日付け首都圏(13面)から転載↓
県政転換求め決算反対
千葉県・みわ氏
千葉県・みわ氏
22日に閉会した千葉県議会では、2019年度決算が自民、公明などの賛成により認定されました。日本共産党は、みわ由美県議が反対討論しました。
みわ氏は、昨年の台風15号直撃時の初動の遅れと森田健作知事のリーダーシップの欠如を指摘。「災害発生時に最前線にたつ分野の県職員の大幅削減の弊害が露呈した。命を守る人と予算は絶対に削ってはならない」と強調しました。
みわ氏は「昨年度、六つの県児童相談所の虐待対応数は過去最多の9061件で全国4番目。一時保護所も最大で定員の2〜3倍の過密状態になり、改善は急務」と指摘しました。
さらに、みわ氏は「特別養護老人ホームの県内入所希望者数がこの5年間で最多の1万2500人を超え、要介護4、5がその6割近くを占めている」と言及。「国民健康保険料を滞納している約17万3000世帯の3割に正規の保険証がない。高すぎる国保料引き下げに踏み出すべきだ」と訴えました。
一方で、北千葉道路、つくぱEX沿線開発など不要不急の巨大開発が「聖域扱い」となっています。みわ氏は「最優先すべきは県民の命と人権、暮らし、福祉、教育、生業(なりわい)の再建だ」と県政の転換を求めました。