日本共産党千葉県委員会は１１日、来年度予算について政府に要望しました。さいとう和子衆院南関東比例候補（千葉７区重複）をはじめ県内の各衆院小選挙区候補、地方議員ら参加し、はたの君枝衆院議員と沼上とくみつ両衆院南関東比例候補が同席しました。

　参加者は、文部科学省に対し、新型コロナウイルス禍について▽感染予防対策に追われ学校教職員が疲弊している▽すべての学生が安心して通える場を保障してほしい−などと訴えました。担当者は「学生支援諸施策を確実に実施する」と答えました。

　防衛省は、冪張メッセ（千葉市）で来年開催予定の武器見本市の後援に「防衛装備移転三原則にそって一体での取り組みが必要だ」と強弁。「陸自オスプレイの飛行計画は未確定なので」と述べ、説明をさけました。

　厚生労働省には、コロナ禍でのＰＣＲ検査の拡充や減収医療機関への財政支援を要望。担当者は「自治体に積極的な行政検査をお願いし、検査機器導入に補助している」と回答しました。

　昨年の台風・豪雨被害の支援について、各省庁の担当者は「被災団体に地方交付税や地方債で財政支援を行う」「停電対策の樹木事前伐採で各自治体と連携協定を進めている」「災害時には応急対策職員を派遣する」と答えました。