防衛省が陸上自衛隊オスプレイ２機を木更津駐屯地に「暫定」配備した問題で、日本共産党千葉県議団（加藤英雄団長）は２日、森田健作知事あてに撤回を求めて申し入れました。

　自衛隊オスプレイ「暫定」配備と飛行訓練中止▽自衛隊オスプレイ飛行・訓練の影響を受ける住民に対する説明と情報の事前公開▽米軍オスプレイ定期整備能力の拡大の撤回を県として国に要求するよう求めています。

　将来的にはオスプレイ１７機を配備する計画で、防衛省は「９月にも、同駐屯地周辺の飛行訓練を開始し、１１月頃には千葉県内外の演習場や基地へ飛行する」としています。

　同駐屯地では、既に米軍オスプレイの定期整備拠点となっており、木更津を日米共同のオスプレイの整備・出撃基地に変貌させようとしています。

　加藤英雄党県議団長は「千葉県を戦争する国づくりの拠点にさせないためにも、陸自オスプレイ暫定配備は撤回しかない」と指摘しています。