消費税１０％批判　被災者追い打ち　　　みわ千葉県議

　日本共産党の、みわ由美県議は３日、千葉県議会で一般質問に立ち、台風被害対応や消費税増税に対する県の認識などについてただしました。

　みわ氏は「大規模停電や断水など甚大な被害が続くのに対策本部設置を遅らせた知事の責任は重大だ」と追及しました。岡本和貴防災危機管理部長は初動の遅れを認めず「速やかに知事に報告、復旧対応にあたった」と強弁しました。

　みわ氏は消費税率１０％引き上げにともなう５段階の軽減税率に「多くの商店は準備不十分で売る方も買う方も大混乱。台風被災者への追い打ちだ」と指摘し、増税中止撤回を国に求めるべきだと主張しました。森田健作知事は「県民に分かりやすくなるよう国の対策に協力する」と述べ、１０％増税を容認しました。


武器商談の場に県有施設貸すな　　　みわ千葉県議

　日本共産党の、みわ由美千葉県議は３日、県議会本会議で、今年１１月開催の「武器見本市」に県有施設である冪張メッセを貸し出さないよう県に迫りました。

　みわ氏は、今年６月に同会場であった見本市を視察し、「武器売買を奨励する催しだった」と指摘。戦争によらない紛争解決の道を追求するとした県議会決議をあげている県として、「国内外の武器業界のビジネスの場に県有施設を提供するのは断じて容認できない」と迫りました。

　吉野毅商工労働部長は、「正当な理由がない限り施設の利用を拒んではならない。法令の規定に即して判断する」と述べるだけでした。みわ氏は、「冪張メッセの設置目的である県の産業振興、文化の発展に結びつくのか」と批判しました。