４月の改選をうけた臨時千葉県議会（５月１５日）に、日本共産党は幕張メッセ国際展示場での「武器見本市」開催の中止を求める決議案を提出・・・「しんぶん赤旗」５月１７日付け首都圏版より転載・紹介。

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　４月の改選をうけた臨時千葉県議会が１５日に開かれ、日本共産党の加藤英雄県議は文教常任委貝、みわ由美県議は健康福祉常任委貝となりました。議長に阿井伸也氏（自民党）、副議長に今井勝氏（自民党）がそれぞれ選出されました。

　日本共産党は臨時議会に、幕張メッセ国際展示場での「武器見本市」開催の中止を求める決議案を提出しました。

　同施設では６月１７日から１９日まで防衛装備技術国際会議・展示会（ＭＡＳＴ・Ａｓｉａ２０１９）が開かれ、１１月１８日から２０日まで総合防衛・セキュリティ展示会（ＤＳＥＩ　Ｊａｐａｎ）が行われます。

　「武器見本市」開催に対し、中止を求める署名連動が展開されるなど市民からの厳しい批判か高まっています。

　決議案は、「武器見本市」の開催は武器の商取引をする「内外の軍需産業に多額の利益をもたらす」と指摘。武器使用を奨励する催しへ の会場提供は、憲法に反し、地方自治体である千葉県が紛争の助長に事実上加担するものと厳しく批判しています。
　また、同展示場設置管理条例の「産業の振興及び文化の発展、国際化に資する」との目的とも相いれず、「戦争という手段によらずに紛争を解決する道を追求する」との非核平和県宣言とも両立しないと強調しています。

　同決議案は、本会議で自民党、公明党、立憲民主党、千葉民主の会などが「緊急事件」として審議することに反対し、議案として上程されませんでした。