日本共産党 千葉県議会議員 みわ由美

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活動紹介


2018松戸市内の高校訪問・その1≪千葉県立小金高校≫
ブロック塀、雨漏り、破損、放送設備、県予算増やし緊急改善を!

 みわ由美県議は、この間市内の県立高校を訪問。七月、山口正子・高木健党松戸市議、住民らとともに千葉県立小金高校を訪ねました。

 通称・小金高校は、ホームぺージによれば、昭和40年に開校した地域の進学校であり、平成28年度からは「進学を重視した総合学科」として新たなスタートをきった、同時に、4大行事と呼ばれる「球技祭」、「合唱祭」、「鎬(しのぎ)祭(文化祭)」、「体育祭」では、ほとんどすべて生徒自らが企画、運営を行っており、特に、行事では、小金生のエネルギーが躍動すると紹介されています。
 進学重視であると同時に、豊かな生徒の自主活動を重んじている校風を、しっかりと支えるだけの教育条件を整えていくことこそ、県教育委員会の責務です。しかし、実際にはどうか。以下、紹介します。

【写真1】「地震発生時は念のためブロック塀から離れて」との注意書きがあるブロック塀
【写真1】「地震発生時は念のためブロック塀から離れて」との注意書きがあるブロック塀
危険なブロック塀

 例えば、大阪北部地震で小4女児が下敷きになり死亡した危険なブロック塀。小金高校にも、基準に不適合なブロック塀が、生徒も出入りするゴミ集積所にありました。【写真1】
 県全体では県立学校161校のうち現行基準に不適合なのは83校、揺れ傾斜亀裂ありは52校と判明。今後緊急対応がなされる予定ときいていますが、いままで放置されていたことは大問題です。小金高校では、危険のないよう、注意喚起がなされていました。

【写真2】教室床のシート劣化
【写真2】教室床のシート劣化
老朽化改善予算少なく要望未着手

 また深刻なのはどこの県立高校も同様ですが、老朽施設の改善のための県全体の予算が少なすぎて、県立小金高校でも、今年度は19項目もの要望が、学校から県に出され未着手でした。しかし、どれも緊急なものばかりでした。
 例えば、普通教室の床シートが劣化で穴【写真2】、生徒が転倒して怪我の危険あり、と学校は訴えています。また、トイレの配管が詰まり水溢れする、暴風時に校舎各所に雨漏り【写真3】。部室のドア枠破損。体育館(市民の避難場所にもなる)の放送設備の不調で音声途切れ式典にも支障・・などなど。
【写真3】雨漏りする通路
【写真3】雨漏りする通路
 学校側の懸命の努力で、ぎりぎり生徒らの安全が守られている実態が、現場を視察し、よくわかりました。

県教育委員会は老朽化改善予算の増額を

 みわ由美県議など党千葉県議団は、かねてから、不要不急の大型公共事業を見直して、学校施設の老朽化改善をと議会で繰り返し、要求し続けてきました。今こそ、千葉県教育委員会は予算を大幅に増額すべきです。ご一緒に、声を大きくしましょう


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