日本共産党 千葉県議会議員 みわ由美

Google
WWW を検索  サイト内 を検索

活動紹介


「子ども食堂」知事に迫り、「広報を検討」の答弁

 こがねはら「子ども食堂」にあつまる子どもたちや親やスタッフで賑やかな表通り
 こがねはら「子ども食堂」にあつまる子どもたちや親やスタッフで賑やかな表通り
 私は、夏ごろから小金原のよっけ塾「子ども食堂」に通い、先進県京都府にも視察し、支援ナシの千葉県政を何とか変えたい、と九月県議会の本会議質問で、森田県知事に迫りました。

「孤食」の改善や居場所・・現場は、県の資金援助を求めていた
 知事は、昨年わが党の質問に、こども食堂の意義を認め、情報収集に努めると答えていました。私は、その後県が初めて、県内41ケ所を対象に、運営者からアンケート調査を実施したことは、一歩前進と評価しつつ、「その結果、1ケ所約2〜30人を超える子どもや大人達が集い、居場所づくりや、ひとりだけの食事『孤食』の改善が進んでいること、同時に運営者が行政に対して、広報周知や情報提供、資金援助など、具体的支援を求めていること」を指摘しました。

「初めて人を信じられるようになった」と、女子中学生・・
 質問では・・私もこの間、松戸市内の子ども食堂に参加していますが、毎週一回、一年半続けてきた運営者の方が、「『子ども食堂にきて、初めて人を信じられるようになった』と、女子中学生が言ってくれた。子どもの声を励みに、毎週頑張っています」と話され、感銘を受けました。知事も是非、足を運び、直接子どもたちや運営者の声に耳を傾けて頂きたいが、どうか・・と私は迫りましたが、知事は、答弁しませんでした。

私が視察した京都府では年間150万円まで支援、千葉県はゼロ
食事後、なごみあう子どもたち
食事後、なごみあう子どもたち
 更に質問では、・・私が、県は今後ホームページで、食堂の一覧を紹介するが、予算措置はゼロ、と伝えましたら、この方は「残念だ。長く継続して、増やしていくためにも、行政の理解と支えが必要」と、おっしゃっていました。京都や兵庫では、直接こども食堂に資金援助を、岐阜では市町村に補助金を出しています。とりわけ京都府では、全国で最高額の2600万円を予算化し、食堂の開設費は1ヶ所20万円まで、運営費は一回1万円、年間150万円まで可能な、運営者への補助制度をつくりました。知事、県内アンケートの結果にも応えて、京都府のように、こども食堂設立や運営の為の補助制度を創り、スタッフや会場確保にも役立つ支援に踏み出すべきです。・・と迫りましたが、「広報についての支援を検討」との答弁にとどまりました。

 県内のこども食堂関係者の方が、議会傍聴にきてくださいました。皆さま有難うございます。
 ひきつづき、さらに頑張ります。皆さまも、世代超えて誰でも参加できる子ども食堂に行きませんか。子どもたちが待っています。大人もなごみます。


TOP